当院は、“医療で患者さんを笑顔にする”という理念で、来院するすべての患者さんが、その日のうちに安心して帰宅できるよう心がけています。
腫瘍マーカーなどの特殊検査を除く一般的血液検査は、採血後10分程度で結果を出し、必要に応じ、レントゲンや超音波検査、心電図、胃カメラなども即座に行える体制を取っています。またCTやMRIなどの画像検査が必要な場合は、提携する医療機関に連絡し、即日撮影後、画像は直ちに受像して診断します。もちろん病理学的検査など数日を要する検査は、時間を頂くものもありますが、できる限り、その日の診療で結果を出し、治療に結びつけるようにしています。その日のうちに解決し、「ここに来てよかった」と笑顔で帰宅する患者さんを見送ることが、医療の原点だと思うからです。
当院の胃カメラは、苦痛や嘔気反射がありませんので非常に楽に行えます。これにより術者も落ち着いて見落としのない検査ができます。診療の質を上げるためには一人の患者さんの診察時間を十分取らなければならないので、電話やインターネットによる予約制を取っていますが、直接来院された方もお断りすることなく対応しています。ホームページからの予約によるオンライン診療も行なっており、当院より処方された薬剤を、ご自宅近隣の調剤薬局で受け取ることも可能です(お支払いはクレジットカード払いとなります)。
患者様がご希望される医療機関への紹介も行っていますが、当院は江戸川病院の医療連携機関ですが、専門性や患者さんの利便性を優先して他の施設との連携も取っており、入院治療が必要と判断した場合はご紹介させて頂きます。さらに、都内の近隣クリニックとも連絡を取りながら、地域医療に貢献できるよう診療計画を立てます。
また、患者さんが話しやすく聞きやすい環境作りを大事にしており、スタッフ間での会話や笑顔の促進にも力を注いでいます。患者さんとの会話はスッタフも積極的に参加し、できる限り長く楽しく話せるように診察時間を取り、全員一丸となって、良質で明るいコミュニケーション作りに努めています。
癌治療を専門としていますが、すべての疾患に対応する一般外科を研鑽して参りましたので、消化器疾患を中心に、風邪や高血圧、糖尿そして外傷や巻き爪、痔核など幅広い疾患に対応した診療を行なっています。シミ・くすみへのIPL光治療も行っており、ハリのある肌を取り戻すanti-aging治療を受けることができます。
癌治療全般のセカンドオピニオンを行なっていますが、患者さんの病態に即した治療方法の選択やその説明・アドバイスを行い、場合によっては治療施設への紹介も行います。そのために患者さんの情報提供書や画像データ、その他の資料を活用させて頂きますので、ご持参下さいますようお願いしております。
当院の癌免疫治療はNKT細胞による癌組織の内科的切除です。治療法の詳細は別項に譲りますが、自身の免疫機構を利用する治療ですので、第1に抗癌剤のような薬剤による副反応がほとんどなく楽な治療であること、第2に自然免疫と獲得免疫のコラボによる高い効果が長期的に持続する治療であるということです。NKT細胞は数日の命ですが、樹状細胞はリンパ節で1週間以上生き続け、さらに骨髄から動員された樹状細胞に引き継ぎ、癌細胞がいる限り攻撃指示をNKT細胞と他のT細胞に与え続けることで癌組織を体内から切除して行きます。治療効果を判定するための画像検査や血液検査を行なって追跡評価し、それを患者さんにも説明し、日本NKT細胞標的治療研究会や癌治療関連学会等への報告も行います。患者さんが安心して医療を受けることができるよう継続したいと考えます。
現在の日本医療市場の減少による日本医療の技術低下を回復するために、海外医療市場への展開を推進し、日本人医師や看護師の臨床経験値を上げるプロジェクトを行なっています。そのモデルケースとして、SHIP Healthcare Group支援のもと、バングラディシュとの医療連携協議/医療交流を開始しました。2022年4月に首都ダッカへ渡航し、バングラディシュ外科学会、医師会、国立がんセンター等の医師職員とも議論し、現地に多い癌や循環器疾患などを中心とした治療を行う日本医療拠点病院が同年6月に完成しました。横倉義武日本名誉医師会長の推薦により現地医師免許を取得した上で、再び9月にJICAの支援を受け、田口悟医師(東京医科大学講師)とともに現地へ赴き、現地医師との連携で、若手医師への手術指導や日本人医師の招聘を行うための組織作りを開始致しました。多くのバングラデシュの医療機器は古いものばかりですが、インド医療の進出によって放射線治療器やロボット手術機器の導入も始まっており、医療産業激戦地区になりつつあります。井の中の蛙の日本人は世界を知らなければなりません。アジアの医療市場をお借りして、日本人医師の経験値を上げると同時に日本医療のレベルを底上げし、世界に追いつかなければなりません。
世界一優しい、真の日本医療を未来の日本人に残すために・・・
ご支援は下記へご連絡ください。
一般社団法人 国際医療テラス 〒192-0081 東京都八王子市横山町5-5 電話:042-649-8199 Fax:042-649-8136 ホームページ:https://terrace.or.jp |
1975年 | 鹿児島県立鶴丸高等学校卒業 |
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1983年 | 久留米大学医学部卒業 |
1984年 | 慶應義塾大学医学部外科学教室入局 |
1986年 ~1987年 | 国立東京第二病院外科勤務 |
1988年 ~1990年 | 慶應義塾大学病院外科勤務 |
1990年 ~2022年 | 日野市立病院外科勤務 |
1995年 ~2007年 | 日野市立病院外科部長 |
2007年 〜2008年 | 日野市立病院診療部長 |
2008年 ~2022年 | 日野市立病院副院長 |
2018年〜 | 慶應義塾大学医学部外科客員准教授 |
2017年 9月 | 中国上海復旦大学病院視察 |
2022年 4月〜 | 一般社団法人国際医療テラス代表としてSHIPの協力のもと、 バングラディシュ医療支援開始 |